地球の反対側で考える(パラグアイから発信)

「パラグアイに行こう」の作者が地球の反対側で考えた事を綴ります。また訪日した感想も綴ります。

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お札の重さを調べますと1万円1枚で1.02グラムなのだそうです、要するに1万円は約1グラムと考えれば良い訳ですね。大金と言える札束100万円ですとその100倍ですから約100グラムとなります。従いまして庶民として実感がある大金である一億円は約10キロとなります。日本銀行のサイトに一億円の写真がありますが、見た目にも相当重そうです。ケースに入れて片手で何とか持てる重さですね。サラリーマンの生涯給が優良企業で現在価値に換算して大体3億円と言われていますので一万円にして約30キロ、これが人一人の人生の価値という事なのでしょう。結構な重さですがこの程度であれば一人で持ち運ぶ事は可能であると思います。

さて、日本政府の借金はと言いますと色々な計算がありますが、約1.200兆円なのだそうです。庶民である我々には実感があるお金は1億円でこれだけあれば老後を安心して暮らせる等と考えいますが、1.200兆円と言われてもその巨大さが分からないというが正直な感想です。それではどの程度なのか重さで考えみたいと思います。表を作りますと1.000兆円で10万トンという事が分かりました。勿論それほどの現金が市場には出回っていませんが、一万円札で10万トンとは凄まじい量ですね。借金総額の1.200兆円ですと12万トンという事になり、10トントラックで運搬すると1万2千台が必要という事になります。これだけの重さの借金を日本人が背負い込んでしまっている現実があります。これだけの量を運ぶとなるとトラックでは無く大型のタンカーが必要になりますね。なお、金の価格は1グラムで4800円程度なので金に換算すると25万トンという事になります。2011年の世界の金生産量が2800トンくらいですので90年分の生産量という事になりますね、すごいですね。

日本の借金の中身は政府保証などというがありますが、その多くが国債という形で借金をしています。これだけ多くの借金をしてもさほど感じないのは借金を借金で賄って来て問題を先送りして顕在化させなかったからと異常な程の低金利が長く続いたからだと思います。また最大の金融機関が郵貯銀行という政府系の銀行であった事も要因でしょう。金融機関も安定した低金利の時代が長く続いているので安心してリスクゼロとして会計処理出来る国債を保有しているのでしょう。日銀も金融緩和を行い資金供給の枠を拡大し低金利が継続するよう努めています。逆に言いますと金利が上昇すると大変な事になるのではないかと心配になります。新聞記事に拠りますと金利が1%上昇しますと国債価格が下がり金融機関全体では6.4兆円の含み損を被る事になると言います。これだけの含み損を抱えると金融機関の中には経営が行き詰まる所も出てくるでしょうし、貸出の中には長期の固定金利のものも相当あると想像しますので逆ざやの案件も多数発生し金融機関の貸し渋りが一気に起きる事になり、金利も更に上昇し評価損が増えて経営を圧迫するという悪循環、負のスパイラに陥る危険性もあると思います。このような事態となりますと企業等の倒産が増え失業者が増大する事になるのではないかと心配になります。

日本政府はこれに対して危機感を抱き、消費税を上げる事を検討しています。何でも1%上げると2兆円の税収増加の効果があるとの事で5%上げれば10兆円の増収となるとの事です。昨年度の新規国債の発行高が44兆円でしたので、20%~30%上げる事が出来れば一応プライマリーバランスを達成する事が出来る計算になります。ただし震災の復興、少子高齢化の進行に伴う社会保障費の増大など歳出増加の要因があるだけに30%に上げても達成は難しいでしょう。例えプライマリーバランスを達成したとしても積み上がった借金1.200兆円には金利が発生します。金利が1%に対して年間12兆円金利支払いが増えるのですから大変です。要するに金利上昇1%が消費税6%になる計算です。金利が1%以下というような低金利の時代が長く続き、日本人が慣れきってしまっているように見えます。これはどう考えても普通の状態では無く将来何時になるのかは分かりませんが金利は上昇する事でしょう。その間にも借金は積み上がって行き事態は少しづつ悪化して行くので実際に多少でも金利が上昇する時には相当のインパクトがあるのではないかと心配になります。


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パラグァイの裏側、日本からです。

久しぶりにパラグァイのページを拝見しました。
人それぞれに思うところはあるとは存じますが、ワタクシは全く共感いたしました。
やはり、日本を外から見る視点って言うのは重要だと、改めて感じた次第です。

2012.09.22 10:12 URL | いそ吉 #9fn0MV6o [ 編集 ]













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