地球の反対側で考える(パラグアイから発信)

「パラグアイに行こう」の作者が地球の反対側で考えた事を綴ります。また訪日した感想も綴ります。

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世界を取り巻く環境が激変し、世界でボーダレスが加速しているように感じます。遠くの国との交流・交易が進み、経済もより一体化していると感じます。この中で日本人の国際感覚にかなり疑問を持っています。南米に住んでいて機会があり訪日して経済セミナー等を開催しますと日本の人は関心を持ち、よく勉強をしていると感じるのですが、よく考えてみますとこのようなセミナーや展示会に参加する人は元々南米に関心を持っている人、取引がある人であり、この人達が理解していると言って一般的に認知されるとは言えない訳です。クイズ番組を見ていて一般常識の中で「地理」の理解が不足していると強く感じます。「中東を除くアジアの首都を一つ挙げる」という問題があり、まず「中東」が分からない、そしてまともに回答が出来ないのには正直驚きました。「ニューベリー」:これはインドのニューデリーを間違い、プーケット:日本では有名なリゾートで、遊ぶことしか考えていないのでしょう。ひどいのになると「かんこく」と答えている人が居ました。漢字では無くひらがなで書いているのでこれが「韓国」と国という文字が入っていることすら考えていないのでしょう。「タイワン」というものありました。大体台湾が国家であるのかどうかは非常に微妙な問題でもし「台北」と書いた場合にはこれを政界にするのかどうかは難しい判断が必要であると思います。台湾という国は存在せず当然あくまで正式には「中華民国」であり、公式には首都は南京です。教科書には「台北」と書いている指摘がありますが「中央政府は台北にある」という表現に留めており、決して首都・台北とは書いていません。

どうしてこれほどまで地理の知識が無いのか不思議に思っていましたが、ある方から数年前の地理の教科書を借りて驚きました。世界の説明の中に南米とアフリカが無いのです。一般の日本人が南米とアフリカに対する認識が薄いとは思っていましたが、まさか中学の教科書に全く載っていないとは知りませんでした。当地パラグアイに関して学事は一切なく義務教育を終える、要するに南米とアフリカを学ぶ必要は無いとしているのです。国際人を育てる上で学生への地理教育が必要である事は間違い無いと思っています。英語を小学校から教える、高校では英語の授業は英語で行うなどが言われていますが、教える方がしっかりと準備が出来ていないのにどのようにして行うのでしょう。確かに手段としての語学は重要で英語を重要視するのは悪いとは言いませんが、大学入試でクイズのような難解な英語だけで合否を判断するのは間違っていると思います。地理など受験に取る人はほとんどおらず、従って高校ではほとんど勉強しないとなりますとパラグアイはもちろん南米、アフリカに関して全く学ばないまま大学を出て大半の人にとっては南米と言うと出稼ぎに来ている人達というだけになってしまうのでしょう。

高校で世界史を必修にした事は評価しますが是非とも世界地誌も必修として少なくとも世界の地域に対する基本的な認識は持って欲しいと思います。日本が必要とする資源・食料を得るには南米・アフリカとの繋がりをより強化する必要があると思っています。もっと世界を学ぶ教育を行って欲しいものですね。




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