地球の反対側で考える(パラグアイから発信)

「パラグアイに行こう」の作者が地球の反対側で考えた事を綴ります。また訪日した感想も綴ります。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |

今年も企業の決算が良く日本経済の好調さが伝えられています。バブル期を彷彿とさせる報道に日本企業、日本経済の強靭さを感じます。新卒者の就職も非常に好調のようで大手企業の間で争奪戦となっています。ただその内容となりますといささか心配になるのも事実です。一番の要因は円安にあります。現在世界では米ドルが一方的に売られています。ユーロに対して記録的な安値を付けていますが、ユーロだけでは無く、世界の多くの通貨に対して安くなっています。米中間の懸案事項として何時も取り上げられているのが、中国・人民元の切り上げ問題です。米ドルに対してもっと速いペースで元を切り上げるべきであるという議論です。

また南米でもドルに対して通貨が切り上がっています。ブラジル・レアルは常に米ドルに対して強く、当地パラグアイ・グアラニでさえ数年前の最安値では1ドルが7000グアラニを超えていたものが、最近では5000グアラニの水準まで切り上がっています。ドルに対して自国通貨が長期間切り上げ傾向になる経験が無いパラグアイ国民は非常に戸惑っています。そして当地では今後もドルが下がると予想して居る人が体勢を占めていますので、ドルを買う人は少なく余計に下がる圧力となっています。このドルが下がる傾向を示している数年間、物価は着実に値上がりしています。生活実感から約20%程度の物価上昇があったと思います。

この米ドルに対して日本の円は安くなっています。多くの説明を見ますとユーロの金利が上がり、円との金利差が大きくなり資金がユーロに向かっているとされています。確かにこれは正しいでしょうが、マクロの視点では日本売りが進行しているのではないかと心配しています。世界の大資本家達が意図的に日本円安を演出しているのではないかと疑っています。円安になりますと輸出産業の占める割合が大きい日本企業の決算は良くなりハッピーとなり、日本政府も政権維持に有利となります。一方では円の為替を引き下げるとただでさえ低い日本企業の時価総額を下げる事が出来ます。グロバリゼーションの名目で自分に有利な形に次々に日本の法律をハゲタカに有利な方向に変更させて優良な企業を乗っ取る作戦に出ていると見ています。例えば先月施行された三角合併解禁のような形です。この法律を使って具体的にはインド人の経営するミタルが新日鉄を狙っています。新日鉄と言いますと明治の国営製鉄所から出発したトヨタと共に日本を代表する企業であり、製造業の根幹を為す鉄を担う企業です。これが株式の時価総額がどうたら、という話で株式の等価交換か何かの方法でミタルに買収される可能性があります、新日鉄は勿論、日本にとって良い事は何もありません。新日鉄が長年培ったノーハウが全て持ち出されてしまうだけでしょう。

円安を実現出来ますと当然外貨建での時価総額、特にこのケースのように欧州に本拠地が在る企業にとっては下げる効果があります。このままですと日本の優良企業は外国のものになるか、外国に出て行くかのいずれかの形で日本経済の空洞化が一気に進行する可能性があると心配しています。このまま進行しますと主要の製造業は日産のように外国企業所有の企業ばかりになると想像します。そうなりますと日本人が努力して開発した技術、そのエッセンスは全てそれぞれの本社へ持って行かれる事になるでしょう。経済大国・技術立国・日本の看板に危機が訪れるのではないかと危惧するこの頃です。日本から優良企業が無くなり、多額の財政赤字と老人ばかりという全国夕張化現象が現実に起きるのではないでしょうか?
スポンサーサイト

はじめまして・・・、

私は昭和15歳です。

つまり、終戦を五歳で、迎えました。

毎日毎日食べ物がなく、孤児の生活でした。

経済大国と言っても、マスコミの宣伝だけ。

現在、赤字大国に成り下がって、居ります。

今の日本のとるべき、政策とは何ですか?。

教えてください。。。

2007.06.13 01:53 URL | rakuten23 #9xsPF1TE [ 編集 ]













管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://tanakapy.blog32.fc2.com/tb.php/37-d15cd4e5

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。