地球の反対側で考える(パラグアイから発信)

「パラグアイに行こう」の作者が地球の反対側で考えた事を綴ります。また訪日した感想も綴ります。

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ここに来て年金問題が大きくクローズアップされて来ています。何でも5千万件の年金記録が誰のものか分からなくなっているそうで、更に数日後には1千4百万件も追加になりましたす。これだけ大量の情報が今ここに来て急に不明になったとは考えられません。関係者の間では自明の事であり、先送りされて今ここで表沙汰になったものと推測します。日本人は政治の不備に余り怒らない国民です。例えば不正を繰り返し、嘘を並べて国会で追及されて最後は自殺した大臣へはもうこれで幕引きという感じです。韓国が竹島を占領しても、中国が自国の海域で石油を掘り出しても、米国が策を弄して利権を巧みに吸い取り、優良企業を乗っ取られても自分自身に余り関係が無い事には強い関心を示さないように見えます。

これに対して今回の年金問題は一人一人の懐に直結する大問題です。他人事には寛容な国民も自分自身の生活に直結する問題には強い関心を示しています。政府は事の重要性をよく理解して何とか事態を鎮静しようと法案を国会に提出し、救済の方向を示しています。ただどう見ても焦りが見え、付け焼刃という印象があり、果たして効果があるのか、また本当に実施出来るのか疑問です。全面解決まで一年という期限を設けていますが、国民はこの期間が過ぎれば残りは「時効」として「解決済み」として処理されてしまうのかと疑心暗鬼になっています。ただグレーゾーンを認めるという処置を取りますと悪用する人達が大勢出て来るでしょう、裏の社会の人達はこれで何とか資金調達・・と考えるのは明らかです。公平さを保ちながら国民が納得出来る解決策を打ち出すのは至難と言えます。しかしながら、ここで国民に不信感を与えるとますます納付しない人が増えてしまう事は明らかです。そうなりますとただでさえ破綻が懸念されている年金システムが崩壊してしまう危険があります。

また社会保険庁のありかたが問題になっているようです。社会保険庁の人件費の他色々な経費が集められた年金資金から支出されているようです。潤沢な資金が入って来るのを自分のお金のように感じてしまっているように見えます。人件費やその他の経費などは税金から支出として、年金原資とは別枠に仕切るべきであったと思います。一度だけ社会保険庁の事務所に行った事がありますが、不思議な雰囲気のするオフィスでした。「30年前の郵便局」というような感じで化石的な印象がありました。競争も効率化も関係が無い惰性で仕事が流れているという感じでした。そしてこの年金資金がどのように使われているのかと言いますと長年財政投融資の原資となりその多くが不良債権化しています。

50歳も過ぎますと日本人の多くは勤労者であり、退職が秒読みとなり、年金を中心とするいわゆる老後の生活設計を考え始めます。何とか60歳まで働くとして年金が支給される65歳までどのようにして暮らして行くのが問題にされています。政府はこの穴埋めの為に65歳まで企業が雇用するように法律を制定しましたが、実際には難しいと思います。現在団塊の世代が60歳の定年を迎えてこれからは年金を受け取る方になります。大量の数のあの世代が全員年金を貰う年齢に到達する7~8年後に本当に年金が滞りなく支給出来るのか、心の底では多くの人は不安に思っているのでしょう、今回その不安な気持ちに火を付けた形となりました。

今後はこの問題から年金制度、年金資金の内容にまで踏み込んだ議論が出て来るでしょう。実際には長年財政投融資として使われて回収が難しいものが多く、問題が積み上がり大変な状況でマグマのように溜まって来ているのが実情でしょう。現状では不安ではありますが、多くの人はまだ自分は年金を受け取れると考えていると思います。日本人はまだ政府や国を信じておとなしくしているように見えます。もしこれが大丈夫では無く、将来の給付は不確実などという見解が出ますと一気に国民の不満が爆発し、おとなしい、政治に無関心と考えられている状況が一変すると見ています。大激変が起きるかも知れませんね、この問題は非常に深刻です。
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本日は晴天なり

毎日。毎日。

年金問題の報道ばかり・・・です。

うんざりです。

過去の経済大国は、何処にも、
みあたるません。。。

報道も信用できません。

どうすりゃ良いのか襲えてください!!!

2007.06.13 02:04 URL | rakuten23 #- [ 編集 ]













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